ピッチサイドから見たBASEの5年半 vol.7 ~創業の地への凱旋


[https://basebook.binc.jp/entry/2019/02/08/110117]
 
ピッチサイドから見たBASEの5年半 vol.6 ~歪みと混沌の闇 からの続き
 

創業の地

2018年は、PAYの子会社化のニュースから始まった。


春にはBASE初のテレビCMもスタート。メンバーが100人を越え、移転話が持ち上がった。いくつかの候補があったが、すんなり決まった。BASEのオフィス移転はすんなり決まることが多い。新オフィスは六本木一丁目の六本木グランドタワー。これまでとは桁違いのオフィスビルだ。
 
 
僕がBASEに携わるようになったのは「六本木ビル」からだが、BASE創業の地は、僕が「部室」と称した六本木ビル301号室ではなく「柳ビル」という六本木一丁目の古いビルだった。その柳ビルに当時EVシェアオフィスはあった。BASEが創業したのはその頃だ。BASEが法人化した半年後、柳ビルは再開発のために取り壊されることになり、EVシェアオフィスはawabar向かいの六本木ビルに移転した。それに伴いBASEも六本木ビルに移動した。そしてあてがわれたスペースが、僕が部室と称した「301号室」である。
 
六本木ビル、新大宗ビル、G-SQUAREと移転を繰り返している間、柳ビルは再開発され、新しい大きなオフィスビルが建った。それが「六本木グランドタワー」。2012年11月、柳ビルにあったEVシェアオフィスの片隅で鶴岡さんと数人のメンバーで始まったBASEは、2018年9月、100名を越える仲間と共に創業の地に新たに建ったキレイなビル「六本木グランドタワー」の37階、300坪のオフィスに舞い戻った。まさに凱旋だ。
 


 

生え抜きの成長と信頼


2018年7月、執行役員制度ができ、神宮司が執行役員に就任した。成長してるのは知ってたし、社内における存在感から執行役員就任に違和感は無かった。けどやっぱり嬉しい。朝出社しなくて、責任と「パン」を与えることで、改善するんじゃないかと試行錯誤した新大宗時代を思い浮かべると、嘘みたいだ。でも、鶴岡さんはずっと神宮司を信じてたし、実力を認めていた。BASE創業から4ヶ月後の鶴岡さんのツイート。


一貫して神宮司を尊敬し、信頼してる。神宮司もそれに応えた。美しいではないか…涙。そしてこちらは最近のツイートだが、


ほんとこの通りで、神宮司(gg)の圧倒的成長によってBASEは救われたし、ここから先のプロダクトも楽しみでしかない。
 
 


経営合宿の様子がツイートされて、何気なく写真を見たらちゃんこがいた。思わず涙ぐんだ。そしてMVP(四半期かな?)を獲得したこともツイートで知った。新卒の頃、Mag.編集長をやってた頃を思い浮かべると感無量過ぎる…涙


「めちゃ頼りなるんですよ。みんなからの信頼も厚いし、チームもすごくまとまってる。ちゃんこ大成長!」と嬉しそうに鶴岡さんが教えてくれたこともある。本当に嬉しい…涙


BASEファミリーの末っ子だったちゃんこも今や立派なお姉さんに成長して嬉しい。
 
 
 
【ピッチサイドから見たBASEの5年半】
Vol.1 家入さん達がまた何か始めた
vol.2 罫線も数字も無い棒グラフ
vol.3 金髪監査役
vol.4 賽は投げられた
vol.5 ちゃんこと神宮司
vol.6 歪みと混沌の闇
vol.7 創業の地への凱旋
vol.8 上場、そして物語は第2章へ

2019/11/07 

ピッチサイドから見たBASEの5年半 vol.7 ~創業の地への凱旋