Vol.4 小部屋【新大宗HiveShibuya物語】


 
HiveにはBASE社のオフィス時代に会議室として使われていた部屋があった。その部屋はHive成立とともにオビさんの会社が使っていたのだが、オビさんたちが海外拠点でやっていくという感じになったので、その部屋を卒業していった。2016年暮れの話。
 
鬱々とした気分で流浪してた2016年の僕ですが、そのオビさん海外移転を機に、その部屋を実効占拠することに成功した。誰が言いだしたのかは忘れたけど、その部屋は「小部屋」と呼ばれるようになった。年が明けて2017年。オビさんが残していった荷物を粛々と片付けながら、作業しやすいようにカスタマイズしていった。


 
起業家や起業家志望の人、スタートアップの若手社員やSUDAXや三木さんなどのおじさんなど、いろんな人が小部屋にやってきた。ただ、一番小部屋にやってきたのは木下さんだったけど…笑
 


小部屋の外は入居者がすごい増えてきて、机を増やして席を増設したりしてた。増える机に押し出される形で行き場を失ったソファ、テーブルセットを小部屋の中に移動させて、簡単な応接スペースを作ったりもした。そのスペースで数多くのアポをこなした。たまに木下さんが寝てたけど。


最近「木下さんのツイートの日本語が難しい」と話題になってたけど、ツイートだけじゃなくて、会話もすごい難しいんですよ。Hive誕生から約7年、おそらく一番多く木下さんに接した人間の一人と自認してるけど、これだけ長く接してても今だによくわからないことも多い。難解かつ理不尽。木下さんが調子の良い時も悪い時も近くで眺めてきたが、今後は拠点もわかれるので、木下さんに接する機会も減ると思う。解放された!笑という気分の反面、さみしさもあります。
 
 
板前くんや若月くん、中山くんなどの若い起業家を木下さんはどこかから発掘してきてHiveに入居させてた。そしてエニカラ田角くんがHiveに入居するようになったのもこの頃。次世代の才能が集まり、Hiveに活気があったし、木下さんも元気だった。僕は病気で激痩してた(4ヶ月半14kg減)。


 
 

2022/10/14 

Vol.4 小部屋【新大宗HiveShibuya物語】