2019年10月、East Venturesの10周年記念イベントに参加するために、インドネシア ジャカルタを訪問した。僕にとって初の東南アジア訪問、そもそも海外は11年ぶり(前回は2008年の北京)。
羽田から7時間ちょっと。時差は2時間しかないので、比較的ラク。東京も残暑がしつこく続いていたので、体は暑さに慣れてはいたが、それでも空港降り立った時の「ムワッ」とした熱気は少し衝撃だった。着いたのはもう夕方だというのに…。
久しぶりの海外の感慨にふける暇も無く、空港から「食事会」が開催されるお店までタクシーを飛ばさねばならない。食事会の時間はすぐそこに迫っている。日本組は二手に分かれ、僕らはGrabではなく「シルバーバード」という会社?のタクシーで行くことになった。空港外にあるブースみたいなとこで事前決済をし、タクシーが来るのを待つ。10分くらい待っただろうか。やがて一台のタクシーがやってきた。果たして間に合うのか!?(少し遅れた)
「食事会」は本番を前にした前夜祭のようなもので、インドネシア、シンガポール、日本のEVメンバーが一同にそろった。各国のEVメンバーがこうやって顔をそろえるのは、おそらく初めての機会だと思う。ふと見ると、毛利くんが一人のメンバーと盛り上がっていた。聞くと、日頃メールでしかやりとりしていないインドネシアのメンバーと初めて会えた、とのことだった。
食事会の会場となった飲食店は、異国情緒漂うとても良い雰囲気。ただそんな感動よりも、それを上回る圧倒的緊張!!英語が全く話せない僕は、英語の話せるメンバーの側にピッタリと張り付いて、「ハロー」などと薄ら笑いを浮かべてひっそりとしていた。英語による自己紹介を何とか切り抜けホッとしたのも束の間、Willson氏の配慮により日本メンバーはバラバラに座らされることに!!危うし、俺!!!
英語力底辺レベルなので、コミュニケーションのためにめちゃ辛い唐辛子を食べたり、ドリアン食べたりしてリアクション芸人として頑張りました。
— Takanori Oshiba (@takanori1976) October 9, 2019
体を張ったリアクションで場を繋ぎ、なんとか時間が過ぎるのを耐えていた。※帰国翌日に投資先のフラミンゴの株主報告会だったのだが、フラミンゴ金村くんから強く「フラミンゴで英語を勉強しましょう」と言われました。
テラス手前の部屋の内装。西洋とも東洋とも言えない、なんとも言えない雰囲気。植物モチーフの作品や、実際の植物などがふんだんに用いられた内装は、個人的にすごく好き。
観葉植物がたくさん配置され、暖色系のぼんやりした明かりが雰囲気を良くしている。南国リゾートとはこういう感じなのかもしれない。
食事会を終えてホテルにチェックイン。その後、毛利くんに付き添ってバタラさんの資料作りをお手伝い。見たことも食べたこともない果物をもらった(たぶんサラック)。資料作りを一通り終えて、部屋に戻り、シャワーを浴びてベッドに入った。しばらくすると梅澤さんから「ハミルトンと上のラウンジで飲んでる」というメッセがあったので、ちょっとだけ顔を出した。20年ぶりくらいにビールを飲んで(一杯だけ)部屋に戻って寝た。インドネシアの旅の初日は、こうして幕を閉じた。(つづく)