グレーターロンドンっていう馬が好きなんですよ。連勝したり、怪我したり、大舞台で人気になって負けたり。いかにも良血馬って感じで良い。そして僕の好きな「差し」馬。マイラーってのもポイント高い。まぁそんなわけでそんなグレーターロンドンが今日行われた中京記念で初の重賞制覇を成し遂げたってことで、ほんとめでたい。秋はマイル戦線で主役を張るくらいの勢いで頑張って欲しい。
グレーターロンドンも好きなんですが、彼の母であるロンドンブリッジも好きでした。デビュー3連勝の後、桜花賞トライアルを圧倒的人気ながら4着に負け、でも本番の桜花賞では逃げ粘ってファレノプシスの2着に頑張った。オークスは距離が長過ぎて惨敗しちゃい、そのまま引退。結局G1はとれなかったけど、ドクターデヴィアスの代表産駒と言えるんじゃないだろうか。そして繁殖後の成績もなかなか優秀。血統の優秀さを実証した。
ロンドンブリッジは名門下河辺牧場の生産で、現役時は下河辺牧場名義で走った。その仔であるグレーターロンドンも下河辺牧場の生産(馬主は別)。ロンドンブリッジを軸に下河辺牧場の活躍が今後も楽しみである。
しかしここまで書いてきて言うのも何だけど、今回は競馬の話をする予定ではなかったのだ。では何の話を書こうとしてたかというと、家系図の話なのである。
先日仕事中に音楽を聞いていた。久しぶりに「渋谷系でも」とICEの「MOONCHILD」などを聞いていた。若者に「シブヤケイ」と言ったらばDAOKOを連想しそうだが、僕の言うシブヤケイは90年代に流行った例のやつである。その「渋谷系」の中でも中心にいたのがフリッパーズギター。フリッパーズギターは小山田圭吾と小沢健二のユニットである。
「渋谷系」を聞きながら仕事をしていたが、途中からWikipedia地獄にハマってしまい、これは作業にならんと音楽を切って作業に集中することにした。が、その時にWikipediaで調べてしまったことをもう少し踏み込みたいなと思い、日曜の夜に地道に調べて作ったのがこの家系図。
オザケンが下河辺一族の出身だというのは知っていたが、がんがん遡るとジャニーズ一家にも辿り着くんですね。下河辺建二氏の「日本鉱業」というのは現在のJXTGエネルギー。日本鉱業は元は「鉱山王」久原房之助氏が立ち上げた会社で、その後、鮎川義介氏が2代目社長として苦境に立っていた同社を立て直した。鮎川氏と言えば「日産コンツェルン」を作り上げた人物。その右腕だったのが下河辺建二氏。こうやって見ると財界、芸能界、文学界など、様々な分野で著名な人々を輩出してるなぁと思った次第(小並)。